病院・介護施設リニューアル設計株式会社都志デザイン

TOP
お客様の声
沼田脳外科　木村様

沼田脳神経外科循環器科病院　改修工事

沼田脳神経外科循環器科病院
　木村　敏将　部長
　新井　旭　事務長

○沼田脳外についてお聞かせください。

■沼田脳神経外科循環器科病院は、設立以来地域に不可欠な病院として、高度な医療を暖かい心で提供してきました。昨年県で最初に社会医療法人として認定され、救急医療を原点として、急性期治療を最高の技術で提供している病院です。

　設立以来、新館外来、新病棟の設置、ドックの設置、手術室、中央材料室の改修、新型MRIの設置、各専門科の充実など、患者様の立場に立った医療の提供が遂行できるように、増改築を行ってきました。手術数は年間１，０００件程度、ベッド数は８４、脳神経外科及び心疾患の治療を中心とした地域のための病院です。

○設計事務所について

■本館、新館の設計は地元の設計事務所に依頼しましたが、病院の改修は非常に難易度が高いので、既存の施設をうまく利用して、ローコストで機能的、格好よくという条件を出してそれに応えてくれるところに依頼しました。又工事も無騒音、無振動でないと困るので、そういった仕様と技術でやってもらえるようお願いしました。

○設計事務所にもとめるところは？

■ともかくローコストで性能の高い施設を建てられることです。高齢化がすすむにもかかわらず医療関係の予算は減らさないといけないという状況で、患者の負担を出来るだけ減らす工夫をするのが、医療に携わる人間の義務であり、設計事務所や建設会社にもそれを求めています。医療施設ではひとつ間違えば医療事故につながりますので、高度な技術と経験が必要です。また、患者様が快適に感じられるような明るい心地よい施設になるように工夫してもらっています。設計変更を何度重ねても、よい施設をつくるために協力してもらっています。又医療技術や医療のシステムは日進月歩なため、増改築が容易なフレキシブルな施設でないと困ります。そういった要望に沿ってもらっています。

○今後の展開は？

■今年の１１月より沼田クリニックからベッドを移し、入院患者にとってはよりよい環境を提供しております。また、ドックを１階に移し、受診者の方々にとって健診や検査がスムーズにできるようになりました。今後は敷地の東側に増築などにより、外来、診察、医局、個室病床、福利厚生施設などの施設を充実させて、地域の病院として高度な医療を提供し続けることで、地域と患者様の期待に応えていくことも検討しています。